介護のためのおむつのヒント

失禁はからだの変化のひとつ。「おむつの上手な活用」で快適生活を

失禁のために落ち込んだり、閉じこもりがちになったりしていませんか?失禁は、「老眼になる」「耳が遠くなる」などと同じからだの変化のひとつです。

原因をよく見極めて、病気を治す、住環境に工夫を加えるなど、失禁に対処する方法はいろいろあります。例えば、おむつやパッドを使うことで「安心して眠れる」「外出できる」など、生活の質が良くなる場合もあります。

眼鏡や補聴器とは違う「おむつ」

排泄に問題が起こると、家族の立場として安易に「おむつ」をすすめてしまいがちです。しかし、「老眼になる」「耳が遠くなる」以上に、失禁はご本人の自尊心を傷つけてしまいます。

おむつは、上手に使えば安心感を与えてくれますが、できれば、最後までお世話になりたくないものなのかもしれません。まずは、おむつを必要とする人の気持ちをくみ取ってあげることが大切です。

おむつは単なる消耗品ではない

そのように、いい加減な選択や使い方をしてしまうと、おむつを必要とする人の心や身体を損なうこともあります。失禁の対処方法として紙おむつを使っている方は大勢います。しかし、ご本人に適したものを正しく選んで、効果的に使うことが出来ている方は、案外少ないようです。

「種類がたくさんありすぎて何を使っていいのか分からない」「どうやって使うのか分からない」「モレない工夫を教えてほしい」、そんなお声がよく寄せられています。

上手な利用で快適な生活を

私たちは紙おむつメーカーとして、排泄ケアの困りごとをいろいろとお聞きしてきました。その中で、適切におむつを使うことで、排泄ケアを必要とする人の暮らしが大きく変わることも実感してきました。

そこで「介護にプラス Live+Do(ライブ プラス ドゥ)」では、快適な紙おむつの選び方や基本的な使い方、ちょっとした工夫、排泄に関する基礎的な知識などをご紹介していきます。ぜひご参考にしてください。

まとめ

失禁は、「老眼になる」「耳が遠くなる」などと同じからだの変化のひとつです。原因をよく見極めて、病気を治す、住環境に工夫を加えるなど、失禁に対処する方法はいろいろあります。しかし、おむつは、いい加減な選択や使い方により、おむつを必要とする人の心や身体を損うこともありますが、上手に使えば安心感を与えてくれます。「介護にプラス Live+Do(ライブ プラス ドゥ)」では、快適な紙おむつの選び方や基本的な使い方、ちょっとした工夫、排泄に関する基礎的な知識などをご紹介していきます。