<その他>とくしま協働の森づくり
わたしたちは、「とくしま協働の森づくり」に参画し、
徳島県の森林維持と環境保全に取り組んでいます。
「とくしま協働の森づくり」参画までの道のり
当社の大人用紙おむつ3工場がある徳島県は、県土の75%を森林で占める全国でも有数の森林県です。ただ、その森林の約8割が私有林であり、林業に関わる人たちの高齢化も進んできていることから、森林の維持が難しくなってきています。これは森林所有者や県・市町村だけで解決できることではなく、広く企業・団体からの協力も得て「とくしま協働の森づくり」として官民一体で押し進めることになり、当社の企業理念にも合致するものであり参画することとしました。当社は企業理念の中に"環境との調和に真摯に取り組む"という一項を掲げています。これは、「社会全体との調和をめざし、さらに地球環境と企業活動の調和という人類共通の課題にも真摯に取り組む」という企業姿勢を表したものです。私たちは、「環境との調和」を抜きにしては、事業活動を進めていくことができないと考えています。当社でも具体的に「環境保全のために具体的に取り組めることは何かないだろうか」と検討していたところ、この事業が発足したので、ごく自然な流れで参画することができました。
プロジェクトの具体的な流れ
「とくしま協働の森づくり」の具体的な内容としては、「協賛する企業・団体が徳島県に寄付金を出し、それを元に森林の間伐・伐採などの森の維持管理を行う」というものです。まずは平成22年度事業として、「貞光工場の森」として協賛することとしました。貞光工場の南にある約18ヘクタールの森林の間伐・伐採を行うものです。さらに翌平成23年度事業として、「三野工場の森」「市場工場の森」として続けて取り組み、平成24年6月現在で、合計約24ヘクタールについて"リブドゥの森"として間伐・伐採事業に協賛しています。
今後のビジョンと我々の想い
この取り組みは、今後も継続していく考えです。社会の一員たる企業としての基本は「周りの皆さまに迷惑をかけない」ということが最低限のことですが、一歩進めて「地域のために役立つこと」ができればと考えています。この「とくしま協働の森プロジェクト」に協賛していくことで、地元の皆さまのお役に立つことができればと思っています。