第24回日本医療マネジメント学会学術総会にて、ランチョンセミナー「働く環境の整備と効率的な手術室運営をめざして」を共催いたします。
株式会社リブドゥコーポレーションは、2022年7月8日から7月9日まで神戸ポートピアホテルならびに神戸国際会議場で開催される「第24回日本医療マネジメント学会学術総会 (学会長 大西 祥男/地方独立行政法人加古川市民病院機構理事長 兼 加古川中央市民病院院長)/持続可能な地域医療を目指して~機能分化・連携と人材マネジメント~」にて、ランチョンセミナー「働く環境の整備と効率的な手術室運営をめざして」を共催いたします。
■日時
2022年7月9日 12:20-13:10
■会場
神戸国際会議場 4F 403 L会場
■座長
兵庫県立がんセンター ゲノム医療・臨床試験センター
臨床試験管理課長 足立 洋子 先生
■演者
社会医療法人ジャパンメディカルアライアンス 座間総合病院
手術室科長 小倉 里美 先生
手術室主任・手術看護認定看護師 篠木 美和 先生
■演題名
働く環境の整備と効率的な手術室運営をめざして ~看護師業務の可視化からわかったこと~
■要旨
神奈川県県央に位置する当院は、一般急性期をはじめ、地域包括ケア、回復期、療養病棟を有したケアミックスの病院として、2016年の開院から今年で7年目を迎えた。高度急性期医療を担う同一法人の海老名総合病院と連携し、機能に応じた役割を果たすことで地域医療に貢献している。
当手術室は、整形外科・人工関節リウマチセンター・外科・皮膚科に特化した手術構成となっており、患者の個別性やドクターの要望に合わせた手術が多く、その対応には手術看護に関する高い知識と技術が要求される。近年の手術件数は増加傾向にあり、それに比例するように看護師の残業時間が増加し問題となっていた。そのため、看護師が働きやすい環境を整備し、かつ増件に対応できる効率的な手術室運営体制を構築する ことが急務であり、教育時間を確保し若手看護師の育成も進めたいと考えた。
そこで、診療科別手術枠の使用状況の可視化や手術看護記録のパス化等いくつかの改善を進め、一定の効果を確認した。加えて、アプリを使用し看護師一人一人の業務状況を記録することで、感覚的に捉えていた業務を可視化した。業務量調査から得られた客観的なデータを基に、手術室内、病院内のリソース活用や手術稼働状況を考慮した時間の使い方について検討を進めるきっかけとなった。
本セミナーでは、看護師の職場環境の改善と手術室の効率的運用に向けた取り組みについてご紹介する。
※本セミナーは整理券制です。開催日当日、ランチョンセミナー整理券配布所(神戸ポートピアホテル)にて受付の上、会場にお越しください。本セミナーのみの参加はできません。必ず参加登録を行ってください。