辞めなくて良かった!「医療・介護・福祉で働く人」と「地域」を元気に!

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日々の仕事で疲れてしまい、働きはじめた頃とのギャップに悩む介護職の人が多いといいます。そんな“悩み”や“仕事をもっと楽しくしたい”という方たちが集まって、働きがいや地域貢献、場づくりなど多角的に課題を共有しあい、心新たにチャレンジできる場が大阪で始まっています。主宰する一般社団ワーシャル代表理事・中西信雄さんにお話を伺いました。

医療・介護・福祉に携わる人の「働きがい」を創りたい

医療・介護・福祉業界を中心にキャリアコンサルタントとして約300法人への採用支援と、約3000名の就職・転職相談に関わってきた中西さん。求職者と転職理由を話すうちに、3人に1人は仕事だけでなく、生活・家庭環境、人生経験などの「ライフスタイル」が大きく影響していることを痛感したそう。そんな求職者が求める本質は、就職先・転職先の職場環境だけではなく、「その人がその人らしく働ける働き方だ」と気づいた中西さんは、“働きがい”という“価値観”を創ることが、医療・介護・福祉サービスの質の向上につながるという考え、これまでの経験を活かして働く人の“キャリア”も“ライフ”も両立できる業界へ変革する取り組みをスタートしました。

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「WORK (働き方)」×「LIFE (暮らし方)」×「SOCIAL (地域社会)」

「立ち上げて間もなく7年を迎えるワーシャルのミッションは“医療・介護・福祉で働く人”と“社会”を元気にしていくこと!」という中西さんは、医療職、介護職、福祉職の専門性を活かした“社会的複業プロジェクト”で、個人(LIFE)×企業(WORK)×社会(Social)の3つの働き方をデザインすることを目指しています。人と人の縁が生まれる“場づくり(コミュニティデザイン)”で、新しい“働く価値観”を創り出します。その場づくりは“シゴト場・マナビ場・アソビ場”の3つに大きく分けられ、医療職・介護職・福祉職に携わるたくさんの方がイベントやワークショップを通じて横のつながりを持ち、仕事場でも家庭でもないサードプレイスで“よりよい医療・介護・福祉のあり方”について互いの働く価値や知見を再認識し、より楽しく温かな社会を模索しています。「訪問看護士がフリーペーパーを作ったり、理学療法士がリハビリブログをしたり、介護×美容師など復業のモデルを知ることで、専門職の人たちが新たに出来ることに気づくこと」で介護に悩む方に応えられる内容が増えていきます。

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新しい情報と交流の場を提供し、医療・介護・福祉業界に明るい未来を

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3つの場づくりのうち『シゴト場』では、これからは医療・介護・福祉に携わる人も“仕事を創る時代”と考え、“働くことが好きになるヒント”を見つけるために、医療・介護・福祉の仲間とつながって視野とアイデアを広げる機会を提供しています。たとえばwebサイトではコミュニティーナースに関する情報を提供。コミュニティーナースとは、病院や在宅事業所ではなく地域で活動する医療人材のことで、地域の中で住民とパートナーシップを形成しながら、専門性や知識を活かして活動しています。このように病院以外で看護師の専門性を活かして働ける新しいキャリアの作り方を知ることもできます。

『マナビ場』では、家と職場の往復だけで新しい発想、新しい仲間との出会いがないと悩む人たちのために、職場では学べないことを楽しみながら学ぶイベント情報を提供。たとえば医療・介護・福祉の専門職有志による泉北活性化プロジェクト『泉北ぷらっと』では健康相談や健康体操を企画し、地元の高齢者住民に笑顔を届けています。
そのほか『アソビ場』では、人生で経験してきたことが仕事に表現されるように、いろいろな生き方・働き方をしている人を毎回バーテンダー店主として招いてお酒の飲みながら話を聞く『シゴトBAR』や朝活などを開催。サードプレイスとして働く人たちの交流の場になっています。これまでに記事でご紹介してきた介護エンターテイナーの石田竜生さんや、介護ファッションショーの倉橋健太さんなど、介護福祉業界で注目の活動をされる人たちも集まっています。

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団塊の世代が75歳を迎える「2025年問題」をひかえ、医療・介護・福祉のニーズが増える一方で慢性的な人手不足を抱える業界で頑張る人たちが一緒に考えることで新しい働き方を見つける。そして個人の趣味や好きという気持ちが、医療・介護・福祉職とつながっていくから「この仕事を続けていて良かった!」と思える瞬間が増えていく。こんなことを日々繰り返しながら人々とつながって、充実したキャリアとライフをワーシャルで実現してみませんか?

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【プロフィール】

一般社団法人ワーシャル 代表理事 中西 信雄さんnakanishi

元上場企業のキャリアコンサルタントとして、一般職種から医療系人材まで、約10年間キャリア相談に関わる仕事を経験。これからは「働き方」を「つくる」「選ぶ」時代だ!!と強く感じていた矢先、3人の子育てをする妻が体調不良で仕事を辞めることに。家庭と仕事の両立ってホンマに大変!!という自身の体験を機に、働く人の「キャリアもライフも応援したい!」と考え独立。約300法人への採用支援と約3000名のお仕事の相談に関わった経験を活かし、社団法人ワーシャルの代表理事として医療・介護・福祉で働く人のキャリアとライフを応援中!

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