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Tさん
マーケティング|2020年入社
入社してから3年間は商品開発に携わり、現在は商品企画を担当しています。商品開発と商品企画は混同されがちですが、商品開発が実際に商品をつくるのに対して、商品企画はエンドユーザーの声や競合の動き、社会情勢などに応じてどのような商品を生み出すかを検討し企画する部署です。私は大人用紙おむつ「リフレ」を担当しており、営業社員や「リフレサポーター」という紙おむつのアドバイザーの協力のもと、介護施設や病院でモニター調査を行うなど、企画に必要な情報収集も重要な仕事。商品開発のメンバーとは毎月打ち合わせを行い、既存商品のリニューアルや新商品の開発を進めています。商品企画の仕事でいつも心がけているのは、実際に紙おむつを使う方のことを思い浮かべながら企画を練ること。商品開発で培ったものづくりの経験も、現在の業務に大きく役立っていると思います。実際に自分がつくった商品も世に出ていますからね。いつかどんな状況でもモレない紙おむつをつくりたいです。
商品開発の場合は、実際に自分で形を作ったものが商品化されるというものづくりの醍醐味がありますが、ものづくりは設計されたコンセプトに合わせて商品をつくることが基本です。商品企画のやりがいはゼロからものづくりに携われることだと思います。例えばどんなコンセプト、スペックにするのかなどの検討を行うのは企画ならではの仕事です。ゼロから考えた商品が開発を経て形になり、パッケージが出来上がっていく過程全体を見ることができるのは商品企画の面白さでもあります。一方で関わる人が多いことは大変なところでしょうか。営業、生産、開発など、多くの人の意見をまとめなければならない反面、自分たちが考えているマーケティングプランはしっかりと通していかなければなりません。それぞれの部署ごとに想いがありますから、調整はやはり難しいですね。とはいえそこが商品企画としての腕の見せ所なのかもしれません。
やはり商品力だと思います。例えば大人用紙おむつは、外側(アウター)と内側(インナー)に分けられるのですが、アウターに関してはサイズ展開が豊富で、一人ひとりに合ったサイズを提案できるというのは「リフレ」のひとつの特徴です。またインナーについては肌に触れるところなので、肌触りや吸水力が大事になってきます。他社と比べてもまったく劣っている部分はありませんから、業界においても総合的な商品力というのは非常に高いと考えています。だからこそ新商品を企画する際には、もっと良いものをつくらなければという責任を感じます。ただ商品開発を経て商品企画の仕事をしている社員はあまりいないので、商品に対する考え方や知識という点は、自分の強みになるのではないかと思います。企画している途中の段階でも「この仕様では生産が難しいかも」「こういう仕様にすればつくれそうだ」など、ある程度判断することができますからね。
エンドユーザーのことを第一に考えて商品づくりを進めているのは、お客様の「生きるチカラを応援する」ため。けれど私自身は会社の中にいることが多いので、商品を使っている方と直接お話しする機会は多くありません。そのため、今後はより現場に近いところでお客様のお話を聞き、実際の商品企画につなげていければと思います。もっと世の中の動きに敏感になって、潜在的なニーズを深掘りし、こんな商品が求められているのではないかとどんどん提案していきたいですね。また企画の仕事は自分から動かなければ何もつくれません。主体的に考えることが求められるので、慎重派の私にとってはこれまでになかった力を身につけることができています。それは私自身の生きる力にもつながっていくはずです。介護・医療業界はある種、社会貢献の要素が強い業界。人の気持ちに寄り添うことが大切ですから、相手の気持ちになって考えられる人、思いやりがある人にこの会社を選んでもらいたいと思います。
非常に真面目で、仕事にも真摯に向き合ってくれます。だからこそアウトプットも正確です。商品企画のチームは若いメンバーが多いのですが、その中で商品開発の知識を持つTさんの存在は大きく、他部署とのコミュニケーションやリレーションには期待しています。部署内でワイワイやっている時も冷静な視点を忘れない人ですが、お酒が入ると饒舌に(笑)。彼が先輩だったら細かく手取り足取り教えてくれるはずですよ。
後輩からのコメント
じっくりと着実な慎重派
カバーしてくれる先輩に感謝
二つ上の先輩で、とても慎重に仕事を動かす方です。何か発言をする時も、仕事を動かす時も、じっくりと考えるタイプ。自分の中で整理ができてから話し始められるので、言葉にも重みがあります。私は締め切りが近づいて慌てることが多いのですが、Tさんは着々と仕事をこなしていく人。慌てている姿は見たことはないかも。いつも突っ走ってしまう私をカバーしてくれる先輩には、本当に感謝しています。