介護する側される側をつなぐ『親ブック』とは?

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みなさん、ご両親の趣味をご存じですか? またどんな人生を歩んでこられたか、答えることはできますか?
一緒に住んでいたとしても、ご両親の好みや生活に関する情報は、なかなか思い浮かばないものです。まして離れて暮らしているとなかなか難しいですよね。もし、ご両親が認知症になったらご本人の好みや生活に関する情報は非常に重要なコミュニケーションツールになります。
それは、ご本人の事をよく知ることで、介護の幅がとても広がるからなのです。今日は、意識的に家族との関係をつくることができる「親ブック」についてご紹介したいと思います。

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新しいコミュニケーションツール『親ブック』

『親ブック』は、親の日常生活や趣味・こだわりなどを書き込むノートです。
「くらし」「自分史」「旅行」「食」「カルチャー」「ワードロープ」と6つのカテゴリーに分かれており、例えば、親の青春時代、結婚、旅行のエピソードなど写真を貼りつけながらご両親と一緒にアルバム制作ができます。
終活ノートのような資産などの情報は書かないため、介護スタッフに見せて役立てることもできます。つまり親子のコミュニケーションを深め、介護の備えにもなるのです。

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介護の環境で豊かなコミュニケーションを築く

この「親ブック」を製作、販売している「ケアポケット株式会社」社長の高橋佳子さんは、ご自身の介護経験を基にこのノートを考案され、その重要性を語ってくださいました。脳梗塞で倒れたお母様の介護をしておられたそうですが、看護師さんがお母様の趣味や好きなことを話題に、話しかけてくれていたそうで思っていたよりも早くお母様の意識が戻った経験があるそうです。

その後も、リハビリ施設などでお母様の情報やアルバムが、周囲の方とのコミュニケーションにすごく役立ち、豊かなコミュニケーションを築くことができたそうです。また施設での生活が豊かになり、回復さえも実感されています。

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まとめ

実際にこちらの本をつくられた高橋社長とお会いする機会があり、お話を伺いました。ご自身のご経験を基に熱い想いでこの本をつくられたのだとご説明くださいました。実際に書き込んだ本を見ると、いろんな想いがつまっているのだなあと実感できました。
今後は、介護施設向けのレクリエーション企画や、介護される方向けの服飾事業などを考えているそうです。『介護に楽しさをプラスする』をモットーにお仕事されていらっしゃいます。ぜひ、これからのご活躍を期待したいですね。


【プロフィール】
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ケアポケット株式会社代表取締役
高橋佳子様短期大学卒業後、マーケティング会社など3社を立ち上げ「人」を大切にしたコミュニケーションをテーマに活動。2013年に母親が脳梗塞で倒れたことにより、経営から退き介護に専念。自身の親の介護を通し、介護の家族向けのサービスの不足を感じ、2015年3月ケアポット株式会社を設立。2015年9月 親と子のコミュケーションツール『親ブック』を企画・出版。
「介護する人、介護される人、その家族まで、介護に関わる全ての人が手をつなぎ合える社会づくり」を目指しています。

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