紙おむつ・生理用品の持続可能な物流体制の構築へ ~パレット輸送、DFLの促進~
株式会社リブドゥコーポレーション (本社:大阪府大阪市、代表取締役社長 久住 孝雄)は、紙おむつ・生理用品の物流を将来にわたって維持するため、国土交通省・製造メーカー・卸売業者・運送事業者等の関係者間で、パレット輸送とDFL(Design For Logistics)の取り組みを促進するアクションプランに合意しましたのでお知らせします。
■背景
2024 年に控えるトラックドライバーの罰則付き時間外労働規制(年960 時間)の適用を見据え、ドライバーの長時間労働の改善・物流の生産性向上は喫緊の課題です。このため、官民連携した検討の場を2021年(令和3年)10月に設置し、手荷役からパレット化に向けた方策の検討を重ねてまいりました。
■アクションプラン概要
・おむつ・生理用品のパレットはT11 型※とし、荷量の多い商品については2023 年度までのパレット輸送に取り組む。
・商品の設計段階から、パレットへの積付効率を考慮した外装サイズの最適化(DFL:Design For Logistics)を促進する。
・行政は取組みの旗振りや各種支援、表彰、周知PRを実施する。
※T11型のパレットサイズは1,100mm × 1,100mmとなります。
■関係URL
アクションプラン本文及び紙加工品(衛生用品分野)物流研究会
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk4_000112.html
■リブドゥコーポレーションでの取り組み
工場倉庫の仕様がそれぞれ自動倉庫、パレット保管、一部手積み(手荷役)など異なっており、製品ケースも物流効率を考慮したサイズではありませんでした。そこで、製品仕様、製品折り寸法、入れ方の変更を実施し、先ずは栃木芳賀工場発の大型車両での幹線輸送からT11型のパレット化に着手しました。手積み(手荷役)を取りやめることで、ドライバー不足と言う物流業界の課題に対してある程度の効果も見込める結果となりました。
今後は一段積みによるパレット枚数の削減や高積みによる積載効率の向上を進め、車両台数を減らすことでCO2排出量の抑制も目指していく予定です。
-本件に関するお問い合わせ先-
株式会社リブドゥコーポレーション 経営企画室 広報課
Mail:kouhou@livedo.jp
06-6227-1360(平日 9:00~17:00)
PDF:紙おむつ・生理用品の持続可能な物流体制の構築に向けたアクションプラン合意のお知らせ(Press Release)