排泄の基礎知識(排尿編②):排尿のメカニズム~入口から出口まで~

nomu2

私たちは、血液中に溶け込んだ老廃物を、尿として体外に排出しています。尿はどのようにつくられているのでしょうか?排尿のメカニズムを入口から出口まで辿って見てみましょう。

●排泄の基礎知識(排尿編①):数字で見る排尿の基本
●排泄の基礎知識(排尿編②):排尿のメカニズム~入口から出口まで~
●排泄の基礎知識(排尿編③):知っておきたい「男女の違い」
●排泄の基礎知識(排尿編④):排尿障害のタイプと対策
●排泄の基礎知識(排尿編⑤):トラブル予防の体操・訓練 [骨盤底筋群体操]
●排泄の基礎知識(排尿編⑥):トラブル予防の体操・訓練 [膀胱訓練]

旅の始まりは水分の摂取から

口から飲んだ水分は、食道→胃→十二指腸を通過し、小腸で吸収されます。吸収された水分は、血液にのって全身を巡ります。大腸でも水分は吸収され、一部は便とともに排出されます。

尿ができまるまで

尿生成の主役は腎臓。原尿は一日に200リットルも作られる?!

そら豆のような形をした左右一対の腎臓が尿生成のメインとなる器官です。私たちの身体は、この腎臓の働きにより体液量を調節しています。全身を巡った血液は、毛細血管を経由して腎臓の中でろ過されます。ろ過された液体を原尿(尿の原料)といいます。何とこの原尿は一日200リットルもつくられるのです。そのうち尿となるのは1%ほどで、残りの99%は再吸収されます。不要な水分・老廃物だけを尿として生成しています。

膀胱は「尿の貯蔵庫」

腎臓で作られた尿は、尿管という管を通って、膀胱に流れ込みます。膀胱は、腎臓から送られてくる尿を一時的に溜める袋状の器官です。膀胱に尿が少量しか溜まってない場合は、脳から「出すな」の指令が出ています。排尿筋は伸び、内・外尿道括約筋が締まり、排尿されません。膀胱に尿が一定量溜まると、脳から「出せ」の指令が出ます。内・外尿道括約筋が緩み、排尿筋が収縮します。これにより膀胱から押し出された尿は尿道を通って排泄されます。

まとめ

口から飲んだ水分が小腸で吸収され、血液にのって全身を巡ります。それらが毛細血管を経由して腎臓の中でろ過され、「原尿」となります。腎臓で作られた尿は、尿の貯蔵庫である膀胱に溜められ、一定量貯まると脳から「出せ」の指令が出て、尿道を通って排泄されます。排尿のメカニズムを理解することは、尿トラブルを考える上でもとても大切なことなのです。

●排泄の基礎知識(排尿編①):数字で見る排尿の基本
●排泄の基礎知識(排尿編②):排尿のメカニズム~入口から出口まで~
●排泄の基礎知識(排尿編③):知っておきたい「男女の違い」
●排泄の基礎知識(排尿編④):排尿障害のタイプと対策
●排泄の基礎知識(排尿編⑤):トラブル予防の体操・訓練 [骨盤底筋群体操]
●排泄の基礎知識(排尿編⑥):トラブル予防の体操・訓練 [膀胱訓練]

nomu2

この記事が気に入ったらいいね!しよう

介護にプラス ライブ プラス ドゥの
最新情報をお届けします