日々の食事は、健やかな生活の基本です。
特に、ご高齢の方にとって「食事」には次のような意義があります。
―― 「1日3食」が生活リズムの元となり、規則正しく暮らすことができる。
―― 旬の食材により、季節を感じられ、気持ちが穏やかになる。
―― 健康であり続けるために必要な栄養を、おいしく補給する。
しかし、ご高齢の方は、噛む力・飲み込む力がだんだん弱くなっていきます。
また、消化液の分泌が低下し、きちんと消化ができず、便秘がちに。
食欲が低下してしまうこともあります。
そんなとき、介護食として別の料理を作る、それは結構たいへんですよね。
私たちは『手軽に作れて、家族みんなでおいしく食べられる食事』を目指して、「だんらん やわらかレシピ」を立ち上げました。
食事はみんなで食べると、おいしい!楽しい!うれしい!
もし今日の献立に困ったら、「やわらかレシピ」をちょっと覗いてみてください 。
介護する人もされる人も、みんなが一緒に食べられる、笑顔になれる、そのお役に立てればと思います。
年を重ねて食べにくくなっても、家族で旬を味わい、季節を感じながら健やかに暮らせるお手伝いができればとても幸せです。
私たちリブドゥコーポレーションは、この「やわらかレシピ」を通じて、生きる力を応援します。
株式会社 エス・エー・アール 「Dream Care project」
管理栄養士・フードコーディネーター 矢島南弥子
栄養学、日本料理、フードコーディネートを学び、現在は、管理栄養士として栄養カウンセリングやレストランの栄養監修を行う他、企業向けのレシピ開発、スタイリングを行うなど活躍の場を広げている。
得意分野は季節野菜を使用したレシピ開発。
FOOD Pro-Net(フードプロネット)所属 エキスパートスタッフ
福祉・行政・学校・医療・教育養成・地域活動・集団健康管理など幅広い分野を職域とし、この中の老人福祉分野では、地域住民に開かれた拠点として栄養面でのサポートを主体に日々活動している。 食生活を総合的に捉えて、食べる楽しみから感じる喜びや生きる力を大切にし、栄養士としての側面から自立支援に貢献できるよう取り組んでいる。