レシピ

MENU

一覧に戻る
シミはせっかくクリーニングに出しても後からまた浮き出てくることがあります。 きれいにシミ・汚れを落とすためには、そのシミにあった処置をする事が大切です。 そもそも、クリーニング(洗濯)と染み抜きって何が違うのかご存じですか?

 

ランドリー(洗濯)

Yシャツやシーツなど、水に対する耐久性の高い衣料品を、石鹸・洗剤・ アルカリ剤などを使って洗濯機で温水洗いする洗濯方法です。 横型水洗機(ドラム型)に衣類を入れ、温水で回転洗浄します。

洗濯の中で最も洗浄力の強い洗濯方法です。

ドライクリーニング

体から出る汗や脂、空気中の排気ガス・油性物質などの水に まったく、またはほとんど溶けない性質の汚れを溶かして取り去る クリーニング方法です。

水を使用しないと落ちないものは、ドライクリーニングでは 絶対に落ちません。

ウエットクリーニング

衣類にできるだけ型崩れ、縮み、風合の変化などが起きないように 洗う水やぬるま湯(場合によってはお湯)洗いのクリーニング方法です。 ドライクリーニングとは逆に、油性物質など水を弾く物は 絶対に落とせません。

 

シミの付いた所だけをピンポイントで処置していきます。 そのため、衣類に対しての全体的なダメージは少なくなります。 まずシミが何によるものか、水溶性なのか、油溶性なのか、 不溶性なのかを見極め繊維の中に入り込んでいる物質を 1つ1つ丁寧に除去していきます。

※シミを除去した後、全体に付いている表面上の付着力が弱い油汚れや チリ・ホコリなどをクリーニングで洗い(濯ぐ)流すと考えてもらえると 分かりやすいと思います。

 

 

シミが何によるものなのか(水溶性・油溶性・不溶性)を見極めましょう!

 

 

◆水溶性(有機溶剤に溶けにくく水に溶けるもの)

例) しょうゆ・コーヒー・果汁・酒類・血液・紅茶・インクなど

 

◆油溶性(有機溶剤に溶け水に溶けないもの)

例) 口紅・ファンデーション・チョコレート・機械油・食用油など

 

◆不溶性(有機溶剤にも水にも溶けないもの)

例) 墨・泥・サビなど

 

種類がわかればシミの種類にあった処置方法で染み抜きをしていきましょう。

 



    次のページへ