~端午の節句(5月5日)~
鎧や兜を飾ることは、武家社会から生まれた風習で、身の安全を願って神社にお参りするときに、鎧や兜を奉納するしきたりに由来しています。現在は鎧兜の"身体を守る物"という意味が重視され、交通事故や病気から大切な子どもを守ってくれるように、という願いを込めて飾ります。 また、鯉のぼりは、江戸時代に生まれた節句飾りです。鯉は非常に生命力の強い魚であることから、急流をさかのぼり、竜門という滝を登ると竜になって天に登るという中国の伝説(「登竜門」の由来)にちなみ子どもがどんな環境にも耐え、立派な人になるようにとの立身出世を願う飾りです。 |