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●スギ花粉症

日本のみで発症。

日本固有の植物であるスギの花粉が原因です。

原因としては、第二次世界大戦後にスギやヒノキの植林が奨められて、大量のスギ花粉の飛散が生じることになったためと言われています。

 

 

●ブタクサ花粉症

主にアメリカで発症。

キク科の多年草ブタクサが原因で、日本には「マッカーサーの置き土産」として入ってきた帰化植物です。

最近は土地開発や空き地の激減で、花粉の飛散数の増加もほとんどなくなり、発症率も低くなっています。

しかし、ブタクサ花粉症の人は、バナナやキウィなどを食べると、口のまわりやのどがかゆくなったり、目が腫れるなどの食物アレルギーを併せ持つ人が多いようです。

 

●ヒノキ花粉症

ヒノキの花粉が原因です。ヒノキの花粉の飛散はスギ花粉より約1カ月程度遅れて始まり、スギ花粉の飛散のピークが過ぎても続き、5月頃まで続きます。

ヒノキの花粉はスギの花粉と共通した抗原性をもつため、ヒノキ花粉症の人はスギ花粉症と重複してかかりやすいそうです。ヒノキの花粉は年々増加の傾向にあり、今後要注意とのことです。

 
 

●局地性の花粉症

植物の生えている地域により、発症するアレルギーも特徴があります。

 

●職業性の花粉症

栽培や研究などを目的とした職業環境内での花粉との接触により引き起こされるものをいいます。果実、野菜の栽培、花の栽培での花粉症が報告されています。

 


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