無意識にリラックスできる自分だけの空間をつくりましょう。
温度・湿度計を寝室に
正常な睡眠過程が進行するには、熱放散・深部体温低下がスムーズに行われることが必要です。そのためにベストな環境は、室温は夏季26℃前後、冬季約16~19℃、湿度は50%前後がよいとされています。ベッドルームには温湿度計を常備し、快適な温湿度を保つためにエアコン、加湿器・除湿機をうまく利用しましょう。
静けさという贅沢を
隣家の生活音や会話、自動車の走行音、ペットの鳴き声が気になる方は耳栓を利用したり、厚手のカーテンを長めにかけたり工夫しましょう。自分が好きなゆったりとした曲をBGMとして流し、気になる音をごまかすのもGOOD!
ココロを落ち着かせる香りを
ラベンダー、ローマンカモミール、ベルガモットは緊張を和らげ、神経の高ぶりを沈めて心の疲れを癒します。スギやヒノキの香気成分であるセドロールは交感神経をおさえて寝つきをスムーズにしたり夜中に目が覚めたりするのを改善する効果があると報告されています。
寝具の色にこだわる
ふとんカバーやベッドカバー、カーテンは自然界にあるグリーンやページュが落ち着くとされていますが、どんな色目でも明度や彩度の高くない淡い色ならGOOD。夏は海や氷を連想させる明るい寒色系が清涼感を演出してくれ、冬は体感温度を高く感じさせてくれるオレンジや赤などの暖色系がおすすめです。また華やかなピンクは緊張を和らげ、穏やかなやさしい気持にしてくれます。 |